こんにちは。
最近炭の様子が気になりすぎて、手や髪から、あの炭焼き独特の匂いがとれない「ひろ」です。
さて、とうとう待ちに待った「炭焼き」が始まりました。
待ちに待ったとは、私が富山に来てかれこれ6年ほど経ちますが、自給自足生活のためにどーしても「炭焼き」をやりたかったのです!一度、五年ほど前にやったことはありますが、その後やりたくてもできなかったので、全く自身はありません。
ボスが、「金曜日に火を入れるぞ!」と言ったので、これはチャンス!と思い、呼ばれてもいないのに自分の仕事そっちのけで、金曜日に炭窯の前で待ち構えていました。
そして、窯に木を入れ壁を作り、焚口を作りました。そして火入れの瞬間。
ボスは、お神酒をどっからか取り出し、山の神様へお祈りをしました。
「今回の炭焼きが無事に終わりますように・・・。」
猟師のときも、獲物を獲ったあとに「ヤブカケ」という儀式をして、山の神様に「山の恵みをいただきありがとうございます」とお礼を言っていますが、自然とともに生きるトミヤマの人々は、常に自然に畏敬の念をいだいているんだなと実感します。
マッチで火を点け、ここからが勝負!
焚物を絶やさないように、中の炭木に火がつくまで常に気を配っていなければいけません。
「今日は休日・・・。残業手当・・・。」とか、そんなこと言っている場合ではないのです!!
自然との関わりは、その場その場が勝負です。サラリーマンだけど、サラリーに縛られずに仕事ができることが、この仕事の良いことでもありますね!!
そして、一度「火がついた!」と思い、焚口を閉じたあと次の日見に行ってみると・・・
なんと、煙の温度が段々下がってくるではないですか?!
う~ん。これはマズイ・・・。
ということで、もう一度焚物を入れ直し、点火Againです。
やっとのことで中の炭木に火がつき、まるで火事のように煙がモクモク出始めると、あたり一面には「酸っぱい目にしみる煙」が立ち込めました。
それが、つい昨日のことです。
なので、現在も煙モクモク状態で、あとは「窯を止める」タイミングさえ間違えなければ原理的には炭が焼けるわけですが・・・。
いかんせん、煙の匂いと色と温度で判断しなければいけないので
「ほら、煙が黄色くなっただろ!」
「ほら、酸っぱい匂いがしてきとるぞ!」
「煙が目にしみるようになったら、火が付いた証拠だぞ!」
・・・とか言われても、煙最初っから目にしみるし、酸っぱい匂いもするし・・・って感じです。
まぁ、経験を積むしかないってことですね。
ちなみに写真の彼は「緑のふるさと協力隊」の方です。
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ことみ (木曜日, 21 1月 2016 18:15)
こんばんは!
私も、1回だけ、炭焼きをやったことがあるんですけど、そんなに覚えてません…
でも、みんなで、薪を作ったのは覚えてます。多分…
上手な炭を作ってください‼
ひろ (金曜日, 22 1月 2016 10:05)
こっちゃん、ありがとね~!
すごいね!その年にして炭焼きやったことあるの?!
それにびっくりだわっ
いい炭が焼けたら、夏のバーベキューで使ってね!!
ことみ (金曜日, 22 1月 2016 18:35)
BBQで使わせてもらいます。笑
Loma Shumway (水曜日, 01 2月 2017 17:11)
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