ニワニハニワニワトリガイタ・・・

こんにちは。

最近、かみさんと子どもたちが5日間留守にしていたので、久々の独身生活を満喫していた「ヒロ」です。

暗くなるまで釣りをしたり、栃の木で4時間も漫画を読んでいたり・・・。

子どもがいると、到底できないようなことだけど、独身時代は当たり前にできていたこと。

やっぱ家族を持つと暮らしが変わるんだなぁ~と実感しました。

 

さてさて、暮らしが変わるといいますと。

実は、僕のうちの庭には二羽の鶏がいました。

雄と雌で仲良くしていました。

雄は、朝晩関係なく「コケコッコー」と鳴きまくり、人口の少ない富山地区をにぎわしていました。

雌は、気が向いた時だけ卵を産み、産んだ後はちょっと「コケッコケッ」と鳴きました。

夜は、手作りボロ小屋の屋根の上で仲良く寝ていました。

そんな愛らしい鶏たちでした。

 

ところがある日突然、朝いつも鳴くはずの雄鶏の声が聞こえません。

心配になって見に行ってみると、周りを囲ってある獣除けネットに足がからまり、内臓はなにか野のものに食べられて死んでいました。

雌鶏の死骸は見当たらず、周りを探してみると茶の木の下にうずくまって隠れていました。

番犬のトチは、一応吠えた形跡を残していました。

 

その翌日、夜中にトチが吠えるのでかみさんが見に行ってみると、すでに喉元から血を流している雌鶏がいました。

その横には、ハクビシン。

時すでに遅しで、ハクビシンに二羽の鶏たちは無残にも内臓のみを食べられていました。

 

これは、我が家にとってとても悲しいお知らせでした。

鶏の鳴き声が聞こえなくなるのもそうなんですが、大切な蛋白源の「生みたて卵」が採れなくなってしまいました。

でも、ハクビシンも多分必死だったのかなと思うと、誰が悪いとかは思えません。

ただ、食物連鎖の一部を垣間見たんだなぁと感じました。

 

そして、上記の写真が雌鶏が最後に死骸となった時に、その横にあった「最後の卵」。

雌鶏は、死ぬ間際に子孫を残そうとしたのかもしれません。

 

そして、その最後の卵はその日の朝の卵かけご飯として、うちの娘の命の源となりました。

 

自分の家の庭で食物連鎖を感じ、食卓でも食物連鎖を感じる。

田舎ならではのできごとでした。

 

今日はちょっとしんみりしてしまうお話です。

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コメント: 4
  • #1

    pekoちゃんfamily (木曜日, 06 7月 2017 23:18)

    今まで居たものが突然居なくなると
    とても寂しいですね。
    ハクビシンも生きていく為に山里に下りてきて必死だっだのでしょうね。
    家のコーチンは大ビナになりたぶん雄と雌
    コケコッコーと鳴く日も近そうです。

  • #2

    スギちゃん♀ (金曜日, 07 7月 2017 11:05)

    ヒロさん、こんにちは!
    久しぶりのブログ更新がちょっと哀しいお話、
    切なくなりました。
    ひとにとって役に立つか、害があるかなんて
    こちら側の都合ですものね。

  • #3

    ヒロ (金曜日, 07 7月 2017 13:16)

    PekoちゃんFamily
    そーですね。エサをやりに行くと段々逃げなくなってきていて、愛着がわいてきていたんですけどね~。
    はーちゃんが、誕生日に動物園に行きたいと言っているので「のんほいパーク」に行こうかと思ったんですけど、暑そうなので考え中です。もしもそちらへ行く機会があったら連絡しますね!!

  • #4

    ヒロ (金曜日, 07 7月 2017)

    スギちゃんさん

    とみやまの里の宣伝ばかりではなく、田舎の日常も発信してみようかと・・・。
    次回は明るい話題をお届けいたします!!